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スカイランニングの世界タイトルを獲得した上田瑠偉選手が優勝報告「日本人は決して弱くない」

山岳地帯や野山の不整地を駆けるスポーツ、トレイルランニング。山岳スポーツとして近年愛好家の増えているこの競技ですが、同様にトレイルを駆け抜けるスポーツとして「スカイランニング」と呼ばれる競技も存在します。

スカイランニングは急峻でテクニカルな斜面や、標高2000m以上の高山で行われる場合が多く、「山岳を空に向かって駆け上るスポーツ」とされています。(日本スカイランニング協会)

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Photo:Columbia

 

そんなスカイランニングの世界戦で、トンプソンサポートアスリートである上田瑠偉選手が2019年のチャンピオンに輝きました。

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▲去る10月19日にイタリアで開催されたスカイランニング世界選手権の最終戦「THE SKY MASTERS」で見事優勝を果たし、年間総合優勝&世界一の座を手にした。

 

世界タイトルを獲得して間もない先日、上田瑠偉選手が優勝報告という事でトンプソンオフィスにご来社されました。世界一になった今の心境、今後の活動について色々インタビューしたいと思います!

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上田瑠偉選手について>>

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■念願の世界一を手にした2019年

トンプソン:改めて瑠偉さん、世界一おめでとうございます!!!

 

上田瑠偉:ありがとうございます!!!おかげさまで、世界一のスカイランナーになる事ができました。

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トンプソン:世界一のタイトルがかかった10月19日のスカイランニング最終戦、ずっとライブ中継に張り付いていました。スタートして最初のクライムを終えたあたりからずっと独走していましたが、終盤でスペインの強豪選手に追いつかれて、抜かれてしまった時はヒヤヒヤしましたよ。

 

上田瑠偉:あれは最後のダウンヒルを終える300m手前くらいのポイントでした。

後ろで歓声が上がったと思ったら、スペインのOriol選手がわずか50m後方にまで迫っていたんです。その後抜かれてしまいましたが、終盤の小刻みに続くアップダウン区間で渾身のアタックをかけ、そのままなんとかゴールまで逃げ切り勝つ事ができました。
(Oriol選手と上田選手は、レース当日時点でポイント差わずか10点。お互いこのレースでの勝敗に年間タイトルがかかっていた)

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レースレポートの詳細は上田瑠偉選手のブログより>> The SkyMasters | Don’t think, feel

 

トンプソン:2013年に瑠偉さんがトレラン界に電撃デビューして以来、優勝&コースレコード塗り替えの連戦連勝が続いていますが、勢いが収まる気配のないまま世界一に…(笑) 本当に強い。去年の夏にトレーニング中に怪我をされて、松葉杖をついて現れたときはどうなる事かと心配しましたよ。

 

上田瑠偉:あの時はご心配おかけしました(笑) 前十字靭帯損傷と脛骨顆部の亀裂骨折をやってしまい、自分でも復帰までちょっと時間がかかりそうだなと思っていたのですが、今回こうやって結果を残せて良かったです。

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▲スカイランニング世界選手権2019年の優勝トロフィー。トレイルとランナーのモチーフがあしらわれている

 

 

■アジア人・日本人初の世界タイトル獲得。「日本人は決して弱くない」

トンプソン:スカイランニングの世界タイトル獲得は、今回の瑠偉さんがアジア人・日本人初でした。これまではずっと欧州選手が活躍しており、実際に今回のリザルトを見ても上位選手はほとんどが欧州選手ですよね。自転車ロードレースの世界でも、世界最高峰のレース「ツール・ド・フランス」に出場できている現役日本人選手は2名だけ。誤解を恐れずに言えば、「日本人は弱い」といわれていますが、何故瑠偉さんは世界一になれたのでしょう?

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上田瑠偉:うーん、何故でしょうね?(笑) 僕が競技に取り組むうえで、日本人だから劣っていたと感じる部分はありませんでした。練習量、質、色々な要素がありますが、出場選手の中で僕が一番きつい練習をしていて、スカイランナーとして僕が一番強かった、ということに尽きます。決して日本人が世界で勝てないなんて事はないはずです。

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▲「日本人は決して弱くない」と語る上田瑠偉選手

日本人はマラソンが強いし、メンタルだって我慢強い。今回僕が世界一になった事でそれが証明できたし、伸び悩んでいるアスリートの後押しができたかなと思っています。

また、これを機にトレイルランニングに関心を持ってくれる方が増えてくれる事を期待しています。他競技から移行してくる選手も出てくるでしょうし、そこで新たな才能が開花するかもしれない。そうやって日本のトレラン界が盛り上がってくれたらとっても嬉しいです。

 

 

■最高の2019年シーズンを終えて。オフシーズンの過ごし方

トンプソン:最高のレースで2019年シーズンの幕を閉じて、これからオフシーズンですね。何かオフっぽい過ごし方を聞かせてください。

 

上田瑠偉:基本的にトレーニングを休む事はしないのですが、クロストレーニングとして他競技も取り入れている事ですね。クロスカントリースキーとロードバイクに取り組んでいます。スキーでは裏ハム筋がめちゃめちゃ鍛えられるので、冬場のトレーニングに積極的に取り入れています。

ロードバイクは、トレーニングと気分転換を兼ねています。ランは少しお休みしたいけれど完全オフにしたくない時は、バイクでサクっと走りにいきます。シーズン中でも、レースの翌日とかはロードバイクに乗りますね。脚に負担をかける事なく心肺トレーニングができるし、ランよりも行動範囲が広がるので色々なところへいけて楽しい。今年の春は和田峠を登ってお花見をしましたよ(笑)

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トンプソン:やっぱり山に行くんですね(笑) 登りがやたらと速いトンプソン乗りがいたら、もしかしたらそれは瑠偉さんかもしれません。

オフシーズン中の食生活に変化はありますか?

 

上田瑠偉:大きな変化はないですね。というのも、シーズン中でも特に節制はしていないのです。気を付けている事といえば、夜中に食べない、バランスに気を付ける、ジャンクフードを食べない、くらいでしょうか。我慢も結構ストレスになるので、甘いものとかも普通に食べます。

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▲今年の6月には、トンプソンスタッフと上田瑠偉選手で焼肉に。シーズン中にも関わらずお付き合いいただき、お酒も進みました。

 

 

■これからも挑戦者であり続ける

トンプソン:それでは最後に。今回の優勝と、今後の豊富について聞かせてください。

 

上田瑠偉:スカイランニングの世界タイトルを獲得できて、これまでにないくらい嬉しかったです。ゴール後は感情が溢れ出て、声にならない雄たけびがあがり、涙がとまりませんでした。本当に本当に嬉しかった。

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でも、決してこれで満足したわけではありません。世の中にはいろいろな「世界一」がある中で、今回はスカイランニングのタイトルを手に入れる事ができたというだけ。様々な世界一を目指して、これからも色々な事にチャレンジしていきたいと思っています。

そして、来年のスカイランニングはディフェンディングチャンピオンとしての参戦になりますが、トップの座は誰にも譲りません。今よりももっともっと強い上田瑠偉をお見せいたしますので、引続きご声援の程よろしくお願いいたします!!

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上田瑠偉選手について>>

 

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