THOMPSON MAGAZINE

ロードバイク

ロードバイクとディスクブレーキ

近頃、ディスクブレーキが搭載されたロードバイクが何かと話題沸騰中です。自転車雑誌や自転車情報系webサイトを見ていても、ディスクブレーキ車を目にする機会が増えてきました。

ディスクブレーキというと、やはりイメージが強いのはMTB(マウンテンバイク)やシクロクロスバイクといったところでしょうか。MTBやシクロクロスも昔はVブレーキやカンチブレーキしかありませんでしたが、ディスクブレーキの優れた制動力・性能が評価され、現在ではすっかりオフロードの世界ではスタンダードとなっています。

最近ではツーリング車でもディスクブレーキを採用するバイクが非常に増えた印象がありますね。トンプソンも例に漏れず、グラベルラインナップであるR9300 GRAVELには、ディスクブレーキを採用しています。

R9300 GRAVEL-01

 

さてそんなディスクブレーキですが、近頃ではロードバイクも採用されるようになり、自転車メーカー各社は続々とディスクブレーキ仕様のロードバイクをラインナップしています。

これまでのリムブレーキとはまったく異なるブレーキシステムと、それにまつわる規格のお話はちょっと難しくて敬遠しがちですが、ロードバイク乗りも避けては通れない話題になりつつあるディスクブレーキ。これを機に、ディスクブレーキシステムに関する知識についてマスターしちゃいましょう!

nasu5

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■そもそもディスクブレーキとは?

ディスクブレーキとは、ホイールの中心部分に装着されているディスクローターと呼ばれる部分を、ブレーキキャリパーで挟んで制動するブレーキシステムです。

通常のリムをブレーキシューで挟んで制動するタイプとは異なり、ローターを挟んで制動するため泥がつまりにくい、ウェット時でも制動力が変わりにくい、油圧式ブレーキの場合引きが軽い等、メリットはたくさんあります。

ディスクローター
(ところで、ディスクローターって単純にカッコいいですよね!)

オートバイや自動車ではこのタイプになりますね。エンジンが付いて車重も重たい乗り物なので、自転車のディスクローターとは比べ物にならないサイズですが^^;

でも、バイクにも自転車にもブレーキローターとブレーキキャリパーが装着され、ブレーキホースにはブレーキオイルが流れていて・・・スケールが違うだけで、実は構造は自転車と一緒なんです。

disc brake motorcycle

 

 

■スルーアクスル?クイックレリーズ?

さて、ここからは自転車のお話です。

ディスクブレーキと同時に、よく耳にするようになった言葉が「スルーアクスル」。スルーアクスルとは、フレームを車輪に固定する際の固定方式規格の事。要するに「車軸」ですね。通常のロードバイクではクイックレリーズと呼ばれるシャフトが使われていますが、ディスクブレーキ搭載車ではスルーアクスルが使用されることが多いのです。

スルーアクスル
(スルーアクスルが登場する前までは、クイックレリーズ×ディスクブレーキの組み合わせがありましたが、最近見かける機会が減りましたね~。)

クイックレリーズと比べると、スルーアクスルはだいぶ太いですね。固定方法も異なります。

車軸部分はクイックレリーズと異なり、フォークエンドはドロップアウトではなく丸穴が空いています。ここに、先ほどのスルーアクスルシャフトを貫通させてホイール固定しているのです。

スルーアクスル2

そして、シャフト側の雄ネジをフォーク側に切られている雌ネジにねじ込んで固定します。

R9300_2

 

 

■スルーアクスルの利点

上記でご紹介した通り、クイックレリーズとスルーアクスルでは固定方法が大きく異なります。どちらにもメリット・デメリットがありますが、今回テーマのスルーアクスルには

・シャフトが太いので剛性が高い
・しっかりと固定できるので信頼性が高い
・クイックレリーズとは異なり、構造上フレームにホイールを確実にまっすぐに固定することができる(メンテナンス台にぶら下げた状態でホイールを嵌めても、まっすぐ固定できるという事です。)

等のメリットが挙げられます。

反面、クイックレリーズのようにカムレバーを緩めて、ホイールをポンと叩いて外す事はできません。シャフトを抜き切らないといけないため、脱着に時間がかかるのはデメリットかもしれません。

スルーアクスル3

 

 

■スルーアクスルの規格

さて、ここからがややこしいお話です。なんと、スルーアクスルにもサイズ規格が存在します。
「アクスルシャフトの径」と、「フレームのエンド幅」です。

シャフト径は、使用するフレームの規格に準じます。例えば、フレーム側のシャフト径が12mmなら、12mmのホイールとシャフトでないと装着できません。

スルーアクスル4

トンプソンがラインナップするディスクブレーキロードモデル「CAPELLA Disc」「MAESTRO Disc」では、

アクスルシャフト径:前後12mm
エンド幅:フロント100mm / リア142mm

を採用しています。

他にも15mmのシャフトや145mmエンド幅、最近のMTBではブースト規格なんてものも存在しますが、ディスクロードの場合は上記規格で最近は安定してきているようです。

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ディスクブレーキついてご紹介させていただきました。

従来までのリムブレーキと異なる、ディスクブレーキ。どちらにもメリットデメリットがあり、どちらも乗ってみるとそれぞれ良さがあります。

リムブレーキタイプが廃れディスクブレーキが主流になるのか?果たしてどうなるのかは分かりませんが・・・
(私スタッフはどっちも廃れず両方残るんじゃないかな~なんて思っています。理想は2台持ち!笑)

自転車の時代が大きく変化する時が来ているのかもしれませんね。ディスクブレーキになんとなく抵抗があるという方も、是非一度乗ってみる事をオススメします!

ディスクブレーキホイール-01

 

 

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