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ロードバイク

【サポート選手情報】嘉瀬峻介選手 JBCF 3day’s Road 熊野に参戦しました

去る6月1日~6月3日、3日間に渡り開催されたステージロードレース「JBCF 3day’s Road 熊野」に、トンプソンがサポートを行う嘉瀬峻介選手が参戦しました。

このJBCF 3day’s Road 熊野は、和歌山県・三重県の熊野地区を舞台に、3日間に渡り開催されるステージロードレス。3日間の合計タイムにより、総合順位が競われます。

day3

山岳コースの険しい事で定評のある熊野ですが、そこはクライマーの嘉瀬選手。今回も好成績を叩き出してくれました。レースレポートをいただきましたので、ご紹介させていただこうと思います。

長編ですが、臨場感あり読み応えのあるレースレポートですよ!ではでは。

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今回は3日間の合計タイムで順位を競うステージレース。カテゴリ分けはなくE1,E2,E3の混走。
E1になってからは入賞争いにすら絡めた事はなかったので、東日本ロード、宇都宮ロードの反省を生かし、やれるだけやってみるという意気込みで参戦。
チーム戦もあり、私の所属するチームのリンク東北からは、4人が出場しました。

 

【Day-1】赤木川清流コース65.2km (16.3km×4周)

出走人数は102名。基本的に激しいアップダウンはないが、途中には暗いトンネルが2ヶ所、コースの両端には道が細い所もあり気が抜けないコース。

定刻の9:30にスタート。
初めは集団の中頃からスタートして周りの様子を伺う。1周目、1個目のトンネルには比較的前方で入ったがここで、自分の後方で落車発生。自分は巻き込まれなかったがあとトンネルを5回も通らないといけないと思うと相当気を使うなと思った。今回のレースではE2,E3混走ということもあり、いつものE1のレースよりも集団がギクシャクする様な感じ・・・ あまり集団の中にはいたくない様な感覚だったので前方のローテか集団の右端にいる様に心がける。

day1

そのまま1周目は終わり2周目。ここでも集団内では大きな動きはない。自分は積極的にローテに加わるが、強豪選手たちは前方で動いてる様子はなく、集団の後方に位置取っている様子。
何もないところで無駄脚は使いたくないのでこれに気付いてからは自分も集団で脚を休める。

抜け出す様な動きをする選手もいるが、平坦区間、向かい風区間も多く、逃げが決まるコースではないので、ゴール手前の短い登りに前方で入る以外は脚を使わずに温存。ラスト周回へ。

ラスト周回復路ではかなりペースが上がる。ギリギリまで脚を温存したいので平坦区間は10番手以内で前は引かない。ラスト4キロくらいからポジション争いが激しくなり、集団に埋もれかけるもなんとか強豪選手をマーク。ラスト2キロの緩いカーブでまた落車が起きたが、前方に居たので回避。

スペードエース中川選手の後ろに着き、3番手ほどで最後の登りへ。全力で半分くらい登った所で、両側から優勝した寺崎選手、イエロージャージの石井選手にパスされ、ラストの下り区間も離されずになんとかこなす。そのままホームストレートに入り、スプリントになり9位。
先頭+5秒。自分の中では予想していたよりよりかなりいい位置でゴール出来た。まだ総合は争える位置。

2日目の山岳ステージへ。

 

 

【Day-2】熊野山岳コース45.8km

前日の落車により、かなり多くの選手が巻き込まれてしまい2日目の出走人数は66名。折り返し後にKOMポイントのある丸山千枚田を登る山岳コース。

試走1

会場からスタート位置まで移動し、プロレース(UCI)の通過を見送ってからのスタート。
千枚田までは脚を貯めたいので、総合順位争いになりそうなライバルをマークしつつ最後尾付近で集団の様子見。人数が減った今日もやはり集団では怪しい動きがあるので、真ん中には入らない様に心がける。途中落車も起きるが後ろの方にいたのでなんとか回避して集団復帰。
前ではアーティファクトの石井選手が集団とおおよそ一定距離で逃げているのが見えるが、集団はそこまで活性化する様子はなく、千枚田までの距離を消化。

いよいよ登り区間に入り始めた所で、一気に10番手ほどまで位置を上げ登りに備える。この時点で石井選手も吸収され、先頭付近も互いに様子を伺っている様な雰囲気。KOMポイントまで残り約3キロ付近でスペードエースの中川選手がペースアップ。番手でしっかりマーク。ちぎれるほどではなかったので、残り2キロ付近で自分が前に出てもう一段階ペースアップ。
ここでしっかり着いてきたのは中川選手と2日目優勝したバルバの寺崎選手。それより後ろはバラバラに。

試走2-01

残り1キロの看板が見えた所で寺崎選手強力なアタック。中川選手はギリギリ反応するが、自分は後ろに着こうにも速すぎて着けずに単走になる。先頭は寺崎選手少し空いて中川選手、その少し後ろに自分の様な形に。なんとかタレない様に粘ってそのまま単独でKOM通過。先行の中川選手は視界に捉えられないまま下り区間に入ると同時に、後ろから来たブラウブリッツェンの長田選手が合流。その後すぐに石井選手も合流し、3人でローテしながら前を追う。
石井選手の引きがかなり強く、すぐに中川選手を捉え、その後先頭で下っていた寺崎選手も回収。先頭集団は5人に。

ゴールまで残り10km弱。追走に追いつかれない様に5人で必死に回す。周りは呼吸がかなり辛そうだが、自分は結構余裕だったので少し強めに引きつつもラストに向けて脚を使いすぎない様に心がける。

ゴールまで約3キロの地点で石井選手のアタック。決めに行くアタックというよりはスプリントに向けて人数を減らすか、周りの様子を伺う様な感じ。石井選手のアタックが2度続くが、自分がチェックして集団からも脱落する選手はいないままラスト500mの登りストレートへ。

自分、石井選手、寺崎選手、中川選手の順で入る。発射台にはなりたくないので先頭で入りたくは無かったがホームストレートはかなりの登りなのでギリギリまでかからないと予想。予想通り残り200mほどでスプリント開始。やはり寺崎選手の加速度が違いすぎ、続いて中川選手、石井選手を追うかたちでもがく。石井選手が若干タレ始めるのが見え、全力で踏むが届かずにそのまま4位でゴール。優勝はday-1に続き寺崎選手。

逃げが決まったのでこの時点での総合順位は4位。自分の総合タイムはトップ+12秒(3位の石井選手+3秒)、5位は自分+14秒なので3日目の結果次第では3位以内も可能性はある。
第3ステージは寺崎選手、中川選手、石井選手との闘いを決心し、3日目へ。

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【Day-3】太地半島周回コース

海沿いだけど、アップダウンも激しくテクニカルな下からの登り返しもあるきついコース。この日にマークするのは総合トップの寺崎選手、それに続く中川選手と石井選手の3人。

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3日目はライバルの動きしっかり見て、前方で展開。やはり序盤から上位3人は前方に位置取っている。2周目はKOMポイントもあったが、いつのまにかUkyoの2人が抜け出していたのでスルー。

3周目に入るホームの平坦区間で石井選手の強烈なアタックを自分がチェックし集団から若干抜け出す形になる。そのまま1番きつい登りを登り切った所で、一気にペースアップして来た寺崎選手と中川選手にパスされる。自分と石井選手はそこに着けずに2人が抜け出す形に。集団と2人との差は縮まらないまま下り区間に入る。総合順位で自分の前は石井選手。もし石井選手を置いてあの逃げに乗れれば総合順位は上げられるかもしれない。そう思い下りから軽く登り返した所で単独で抜け出しブリッジを掛けようとするも遠い。タイム差は数秒縮まったが2人までは届かず先頭と集団の中間あたりで宙ぶらりんになる。(この辺の判断力はまだまだです)

そのまま周回ラスト4キロくらいのトンネルで集団に回収される。集団はそのまま逃げの2人も吸収。ラスト周回へ。ラスト周回は目立ったアタックはかからないが登りのペースがかなりきつい。集団で下り区間を終え、これはスプリントになると集団は牽制気味。

ラスト2.5kmくらいでチームメイトの渡邉選手がススっと前方へ。レース中一度も前には出てこなかったが最後尾にいたらしい。あの強度の登り返しのペースの上げ下げがあったのに流石だなぁなんて思ってると、ラスト1kmで渡邉選手がかなり早めのスプリント開始(牽制して落車が起きるのもあれなので早めにかけてくれた様です)
そこに若干差が開くも寺崎選手が続く。自分はその後ろで5番手くらい。ラスト300mあたりから集団は一気にスプリント開始。寺崎選手は今日も圧倒的加速度で渡邉選手を差して優勝。自分は集団に埋もれかけながらもなんとか9位。

集団ゴールにより総合タイムは2日目のまま変わらず4位で終えました。

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【まとめ】

今回も本当に収穫の多いレースになりました。3日連続のレースで、1日目に学んだことを2日目に活かし、2日目に学んだ事3日目に活かしと毎日ステップアップしてレースに臨むことができました。特に総合上位3人は経験も多く1日目からどんな動きをしているのか観察し、自分も真似する様な形で動いてみたり、色々試すことができました。集団走行の技術も少しづつ上がって来たと思います。

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今回感じた課題点としては、自分がトップになった時の下りのライン取り、少人数になった時のローテ、スプリントのタイミングとパワーです。これ以外にも脚を使うタイミングなど課題点はたくさんありますが、次のレースまでに練習、修正していきたいと思います。

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